column コラム

再建築不可の物件の評価

 再建築不可の宅地の評価ってどうやるの?

 まず色々な原因が有るのでその特定が必要か。
「再建築不可」の物件って価値があるの? 銀行融資もNGな物件を買うメリット
 このサイトに寄れば
・接道義務を満たさない場合
・災害危険区域等自治体によって指定されている場合
・道路予定地や区画整理計画地になっている場合
・市街化調整区域の場合
などがあるようです。

・接道義務を満たさない場合
 本丸財産基本通達20-2(無道路地の評価)が使えて、最大40%OFFになる。

・災害危険区域等自治体によって指定されている場合
 ひとまず、固定資産税評価に反映されているかどうかを確認したうえで、「No.4617 利用価値が著しく低下している宅地の評価」を検討すべきだろう。
 さらには、不動産鑑定士の利用も検討か。

・道路予定地や区画整理計画地になっている場合
 こちらは、財産基本通達24-7(都市計画道路予定地の区域内にある宅地の評価)とか、質疑応答「土地区画整理事業施行中の宅地の評価」とか、このあたりを利用していくことになるのかな。

・市街化調整区域の場合
 こちらは、タックスアンサーNo.4628 市街化調整区域内の雑種地の評価を使うのかな。
 ちなみに宅地でも使えるのか。tabislandの沖田先生いわく、宅地でも使えるケースが有るという見解のようですな。

さてはて。要注意。

三村雄一